浮気といえども恋愛です。浮気が遊びだという時代はもう終わりました。
婚カツパーティーに既婚者が来る時代ですので浮気相手でも本気になってしまうことはあります。
それも人間のやることですからないとは言えないわけです。
ただ浮気相手と再婚をするというケースはなかなか少ないものではありません。
結構勇気のいる行動ですし、世間体もあまりよくありません。
浮気相手と再婚した人は幸せになれるのか?
今回のテーマは浮気相手と第二の人生を歩むと後悔するのかについてお話ししていきます。
浮気相手と再婚は可能なの?
法律上では浮気相手と結婚をするということはどういうことになるのか?
浮気相手と結婚することは法律の上では可能なのか?
結論からいうとOKです!
浮気相手だからといって、結婚が認められないということは法律ではありません。というよりも結婚が法律で認められないのは年齢と性別がケースに挙げられますが他にはほとんどないんです。
あくまで「浮気相手と結婚はどうかなー」という倫理的な観点で咎められるということであって法律では禁止されているわけではありません。
たまに勘違いしている人が多いです。ただ、どんなに反対されても本人たちが望めば再婚することに法律は障害にならないんです。
浮気相手との再婚前は問題!浮気は罪になる?
浮気相手と再婚をする。
こればかりは個人の自由ではありますが、再婚までの家庭に問題がないといえば嘘になります。
それは浮気自体が問題になるということですね。
結婚をすることは罪にはなりませんが、浮気をした人には罰が待っています。
浮気は民法上では不定行為とされ、配偶者は慰謝料を請求する権利があります。
慰謝料は浮気の内容や年数にもよりますが、最大で300万円以上の請求ができます。
つまり、再婚することの前に浮気自体の精算をしなければいけないというのが最も大変な部分だと思います。
浮気相手と再婚したらどうなる?経験者に聞いてみた!
浮気相手と再婚した人は実際に幸せな人生を遅れているか?
同じような状況にある人は非常に気になるところだと思います。
今回は実にリアルな意見や体験を知るために匿名でアンケートを募ってみました。
経験者からの言葉なので重みのある意見が聞けると思います。
前の妻とは27歳で結婚しました。社内恋愛の末のことなので同僚や上司にも祝っていただき当時はとても幸せでした。それから5年。夫婦生活がマンネリ化しセックスレスになった頃、バーで出会った女性と不倫関係になりました。その頃は妻の目を盗み月2くらいのペースで浮気相手と会い、最初は好奇心や遊び半分でしたが次第にお互いに本気になっていきました。
そんな生活を2年続けた後にとうとう妻とは離婚。子宝に恵まれていないこともあり、揉めることもそんなになく、離婚自体はスムーズでした。
浮気相手とは結婚して4年目になります。ただ、前の妻と同じく夫婦仲はマンネリ化しました。気づいたのですが私のような人間は誰と結婚しても良い夫婦仲を築くことができないんです。
今では何のために再婚したのかわからなくなるときがあります。不倫の雰囲気によっていたのかもしれません。会社ではハレモノ扱いされることもあり後悔しています。いま思えば再婚するだけの人だったのかがわかりません。(30代男性)
夫の不倫の腹いせに同級生と浮気をしました。彼は独身男性だったので自分が不倫をしているという関係です。いま思えば勢いで浮気をしてしまったんだと思います。
ついに浮気はばれて元の夫に当時慰謝料を請求されました。浮気相手とは後に結婚をするんですが、幸せとはいいがたいかもしれません。
慰謝料や養育費などの負担もあり、家計は余裕がありません。お金がなくなるとやはりお互いに心の余裕もなくなりました。離婚する前の方が幸せといえたかもしれません。(40代女性)
浮気相手とは3年くらいの付き合いになりますが、お互いに家庭を持っていたので浮気という関係性だけの付き合いになっていました。
ただ、会うとお互いパートナーの悪口の言い合いになり、それなら2人が結婚していたら上手く言っていたかもねという話をよくするようになったんです。
そのときが現実になり、浮気相手と結婚をすることになりました。しかし、その関係も3年で終わりました。
というのも向こうの浮気で離婚することになったんです。このことをきっかけに自分は結婚してはいけない人間なんだと思うようにしています。
浮気をする人はやっぱり繰り返しますし、私自身もそうではないと断言することはできないからです。
離婚を考えている人は今の関係を改良する努力をした方が何倍も幸せになれると思います。(20代男性)
なかなか生々しい意見だったのではないでしょうか?
浮気相手と再婚をした人はこんなことを思っているんですね~
ちなみに浮気相手再婚をして幸せになったという人は20%もいないそうです。意外とパートナーを変えたからといって上手くいくというわけではないということですね。
もちろん、幸せになった人はいますが部の悪い賭けであり、イバラの道であるというのは間違いないでしょう。
浮気相手と再婚して失敗する人のケース
浮気相手と再婚をしても上手くいく人と悪い方向にいく人がはっきり別れてしまいます。
失敗する人にははっきりとした例がでています。それを見ても夫婦関係というものを学べます。
そもそもが浮気体質の夫婦
浮気といえどもいろいろなパターンがあります。
浮気にはなってしまうんだけれども、たまたま配偶者よりもその人のことが好きになってしまう人もいます。
浮気というものが目的ではなく、お相手の人であればある意味しかたのないことかもしれませんね。
離婚を考えているくらい好きになるのは止められるものではありません。
しかし、重症なタイプは違います。とにかく浮気が目的になるような人は幸せにはなれないでしょう。
浮気の背徳感やスリルを楽しんでいる人は結局だれと結婚しても浮気をしてしまいます。
浮気しては離婚、浮気しては離婚を繰り返すことになるのが目に見えています。根っからの浮気体質の人はそもそも結婚してはいけないのかもしれませんね。
浮気に関しては二度あることは三度あります。不倫スキャンダルを受けた芸能人が一度で終わらないのを見ているとそれがわかるでしょう。
お金に余裕がなくなる
先程も言いましたが、今は「浮気をしました」「じゃあ別れましょう」とはなりません。
浮気をされた人も法的手続きをとってきちんと制裁を加えることが多くなりました。
代表的なものは慰謝料ですね。
慰謝料は浮気相手と配偶者両者に請求するので、どちらも金銭的ダメージを被ることになります。
どちらかが補填できるというものではないですね。
だから浮気相手と再婚した夫婦というのは金銭的に可なり余裕がなくなることが多いです。
やはり人間余裕がなくなると相手に対する思いやりもなくなります。それも浮気が原因なのでお前のせいで・・・と心の中で思ってしまう人もいます。
経済的に追い詰められるというのはどんな夫婦関係もダメにしてしまいます。
筋を通さない離婚
自分達は再婚には前向きかもしれませんが、周りを見ていないのはダメですよね?
結婚と離婚は当事者だけの問題にはならないので自分たちだけの問題と切り捨てるのは問題です。
特に最近は共働きの家庭が増えてきたのでわかるように、1家庭の生活水準も下がりつつあります。結婚式をあげるのでさえ、自分たちの懐では賄えなくなっていますよね?
だからこそ友達や両親を頼っていくことで結婚生活を維持できているんだと思います。
なので再婚するときもきちんと回りに筋を通さなければなりません。適当にしていると本当に味方がいなくなります。
社内不倫で結婚した人の末路なんて惨めなものです。会社内にも居場所は失くなります。
だからこそ離婚や再婚の際に迷惑をかける人には筋を通しておくこと。頭を下げてお詫びをすることは必要不可欠です。
浮気相手と再婚するときに気を付けること
浮気相手と再婚というのは初婚の結婚よりも生を使わなければいけないことはたくさんあります。
どんな点に注意をしなければいけないのか?
細かいことまで知っておいた方がいいです。
バレてないときはわざわざ教えない
浮気がパートナーに全く知られていないという状況ならばわざわざ知らせることはありません。
離婚理由として浮気というのは一番揉めるものです。
離婚ということで腹を決めているのであれば、これから考えなければいけないことはたくさんあります。
なのでわざわざ浮気の事実を教えて波紋を呼ぶことはお互いに得をしません。
離婚は相手が同意するか、口実がないとダメ
離婚をするときはそれなりの理由がなければなりません。
そもそもパートナーに問題ないのであれば、相手に突っぱねられると離婚は成立しません。
例えば、浮気をしていると正直に言っても相手が離婚に同意しなければ離婚は成立しません。
相手のDVや性格の不一致などが理由としては必要だということを忘れないでおきましょう。
浮気相手はそもそも本気なの?
浮気相手との再婚ではそもそも浮気相手は結婚に乗り気なのかを確かめなければいけません。
たまにある事件としては、自分は結婚に乗り気なのに浮気相手の方は少し臆してしまう、もしくはそもそも結婚する気がないというオチです。
再婚ももちろん相手があってのことですから、浮気相手の気持ちを無視してはできません。2人の意思疏通ができているのかどうかもポイントになります。
浮気相手と再婚しても不幸になるとは限らない?
おおよその人が失敗をしていますが浮気相手と再婚をする人がそもそも全員不幸になるというわけではありません。
それは上記の失敗例を辿っているか否かがポイントになってくるんだと思います。
離婚も再婚も人間の数ある決断の1つです。
ただ、後に後悔のないような決断ができるか?
回りに迷惑をかけていないか?
ということが問われてきます。
自分本意にならない人がやはり浮気の末であろうと幸せを掴みとるというのが現実です。浮気相手と再婚するのであれば当事者以外の人に目を向けるということが求められてくるでしょう。