
浮気の証拠にならないかもしれない。
パートナーの浮気の証拠を抑えたい、押さえたとしても証拠として認められない可能性があります。
例え、それがホテルへの出入り写真だとしてもです。
実は弁護士に相談したらそれは使えませんねと言われてしまうかもしれません。

「じゃあ決定的な証拠ってどんなの!?」と聞きたいところですよね。
今回はホテル関連である浮気の証拠と確実な取得方法について解説していきます。
ラブホテルとその他のホテルの差とは?
浮気をしたことには違いはなくとも、証拠として提出するもので差があるときがあります。
例えば、ホテルの出入り写真などの証拠を手に入れたとします。
しかし、どのホテルかによって浮気を断定することが難しくなるケースがあります。
ホテルの種類にも色々ありますよね?
- シティホテル
- ラブホテル
- 民泊
- ビジネスホテル
- カプセルホテル
等です。
実は馬鹿馬鹿しく聞こえるかもしれませんが、浮気の証拠として考えるとどれも同じではありません。
分かりやすい例でいうとラブホテルです。
浮気や不倫というのは法的に解釈すると配偶者以外と肉体関係を持つこととされています。
よって、肉体関係の有無が明確であるラブホテルへの出入り写真はほぼ間違いなく浮気の証拠として使うことができます。
しかし、その他のホテルだと状況は異なります。
普通のホテルでは、たまたま、肉体関係を持ってないと言い訳ができる証拠になります。
日本は法治国家で疑わしきは罰せずですから、どうしても決定的なものでなければ証拠になりません。
シティホテルでの宿泊は同室とは限らないので、一緒に入っても相手が認めなければ意味がありません。
そう考えると、ラブホテルでも無理矢理言い訳はできそうですが、これまでの裁判事例からラブホテル付近で撮影したものは証拠能力が高いことでも知られています。
まとめると、ラブホテル以外で撮った写真や動画では証拠不十分とされる可能性があるということです。
ホテル浮気はどうやって証明する?《3つの決定的証拠》
とはいえ、ラブホテルでの出入り写真は証拠で、シティホテルはNGというのは境界線が曖昧ですよね?
素人だと仮に証拠を取得できても何が使えるのかわからないと困ります。

そこで、ここからは浮気の証拠として立証されるもの、代表的な3つをご紹介してきます。
①探偵が集めた証拠や資料
浮気調査と言ったら探偵です。
「浮気を調べるのになぜ探偵を雇うの?」と疑問に思う人はいるかもしれません。
探偵を使う理由としては、
証拠能力が高いから
これにつきます。
探偵は基本的に浮気の証拠を裁判などでも使うことを前提に調査します。
だからこそ、きちんと証拠を取得したい人はプロに任せてしまうんです。
ラブホテルでなくとも、写真や記録を駆使して浮気を実証するためのロジックを組み立てるのも得意です。
探偵は弁護士とも提携しているところが多くあり、そのまま示談や裁判に話を進めることができるのも特徴です。
浮気の証拠という意味では探偵以上のものはないと言ってもいいくらいです。
②ラブホテルの出入り+時間
自力で浮気の証拠を取得したいなら、基本的に狙うのはホテルの出入りを捉えた写真です。
逆に言えば、それ以外の証拠だと弱いです。
必要なのは状況証拠ではなく、物的証拠だからです。
だとすれば、証拠にも時間の概念が絡んできます。
例えば、ラブホテルの出入り写真が撮れたとしても、すぐに出てきたと言えば関係を持っているとは言えなくなります。
だからこそ、相手がこれくらいの時間滞在していたとわかる証拠が必要になります。
一番イメージしやすいのは動画でしょう。
ラブホテルに入るところから出るところまでを撮影していれば、3時間滞在したなど具体的な数字がわかります。
写真だとしても背景の明るさの違いで明らかに時間帯が違うのはわかります。
また、公共の時計が写り込んでいれば証拠になります。
自力で証拠を取得する際のまとめは
滞在場所+滞在時間の証明
=肉体関係を立証できる
ということですね。
意外と証拠に関しては、自力で集めると証拠として使えないことはよくあります。
だからこそ、時間と場所を証明できることで決定的な証拠になりえます。
具体的には40分以上の時間、浮気相手と滞在していたことを証明できること。
これが写真として証拠能力が高いとされています。
40分以上という数字を目安にすると、掴むべき証拠がわかることでしょう。
③写真+音声(自供など)
上記の証拠を集めるのは簡単なことではありません。
想像するのも易いことですが、単純に労力が発生します。
そもそもパートナーに張りついていなければ行けませんし、証拠になるように気を遣わなければいけないので精神的な苦労も推し量れません。
解決する方法としては
- 探偵社に依頼をする
- 証拠の種類を集める
という2つのパターンがあります。
探偵に関しては前述のとおりです。
では、複数の証拠を集める重要性についても知っておきましょう。
まずは証拠として一番能力が強いのは動画・写真です。
言い訳ができないのはやはり視覚情報によるものです。
一方、メモや音声は証拠能力が低いです。
声のみではなかなか決定的な証拠とまではいきません。
では、証拠を組み合わせるのはどうでしょうか?
1つよりも2つの方が明らかに証拠として能力が高いです。
最も簡単に取得できる証拠は音声です。
浮気を自供したり、浮気相手との会話をスパイマイクで録音したりすることは簡単です。

写真の証拠が条件として弱いときに音声の証拠があることで説得力を増すんです。
証拠は単体の強さも大事ですが、積み重ねることも大事です。
録るべき音声としては、問い詰めたときに浮気を認めるような発言ですね。
いざというときに、否定されないために録音しておくと間違いなく浮気をしたことが断言できます。
第三者への言い逃れを防ぐということですね。
プラス写真があれば、言い訳のしようがありません。
写真+音声という組み合わせがあることで、それぞれが弱くても補うことができるというのが証拠として使える根拠になります。
写真だけではなく、紙や音声などの証拠を準備しておきましょう。
数や種類は多すぎてダメということはありませんので、できる限りたくさん揃えるようにしましょう。
素人にもできる浮気調査は下記を参考にしてみてください。
ホテル以外の浮気現場【3選】
ホテル以外でも浮気をすることが考えられる場所はいくつか挙がります。
過去の例からよく使われる浮気現場を四つ取り上げてみました。

証拠を確保するのであれば、以下の場所も注意した方がいいでしょう。
①それぞれの自宅
どちらかの自宅が空いているときは、デートスポットとして利用されます。
パートナーがいるのであればリスキーですが、相手が独り身であればそれほどでもありません。
お互いにパートナーがいるとしても、自宅を選ぶケースも多いです。
自宅は勝手がわかっているので使いやすいということかもしれません。
自宅も証拠を撮るときは滞在時間を意識した方がいいです。
泊まりということが証明できれば、ほぼ浮気と断定をすることができるからです。
逆に言えば、自宅で短時間なら食事をして会話しただけ。という言い訳もできてしまいます。
それだけになかなか扱いが難しいのが自宅でもあります。
②行動範囲内のアミューズメントエリア
浮気をするときは警戒をしているので、なるべく身内にバレないような場所を選びます。
しかし、大抵の場合は行動範囲内に収まります。
それだけ時間をかけて移動をしてもリスクがあるからですね。
つまり、デートスポットに選ぶ場所は通常の行動範囲内か少しはなれた場所が想定できます。
レストランやテーマパーク、買い物エリアなどは基本的に自宅と職場からあまり遠くないところになりえます。
それがわかれば、ある程度のデートスポットまでは絞り込めるはずです。
行動範囲内から浮気をしそうな場所を想定して狙いをつければいいだけです。
しかし、場所によっては証拠として難しいかもしれません。
レストランやテーマパークでは肉体関係の有無が確実にないので、そもそも証拠として認められない可能性もあります。
ただ、関係性はなんとなくわかりますから、副なる証拠としては役に立つでしょう。
③ウィークリーマンション
浮気上級者のなかにはマンションをわざわざ借りて浮気をするひともいます。
かなり経済力に自信がある医師、経営者、政治家などが行う手です。
ウィークリーマンションならば、そこまでのお金を使わずに安全に浮気をできる場所になるから、わざわざ部屋を借りているのでしょう。
しかし、場所まで発覚しているのであれば、証拠が撮りやすい絶妙な機会になります。
使うひとは限定的ではありますが、怪しいなと思ったのであれば調べてみる価値はあります。
ウィークリーマンションを契約しているかは、支払いの履歴や行動の怪しさからも見つけることができるかもしれません。
滞在時間さえクリアすれば、ウィークリーマンションでの浮気もほぼ確定で証拠になります。
ホテルの浮気は証明が難しい
ホテルやそれ以外での証拠に関して解説しました。
ただ、ハードルが高いと感じませんでしたか?
ほぼ浮気と呼べる行動でも法的に解釈したら、様々な条件があり、浮気ではないとされてしまうことがあります。
もしも、個人で取得が難しい場合は、探偵を利用することをおすすめします。
彼らは浮気の証拠とはなんたるものかをよくわかっているので、使える証拠が出てくることは間違いありません。
素人が証拠を見つけようとするのは難しいので、探偵にホテルまで行かせることで解決していくことをおすすめします。